PaPaBeRu|パパベル|徳島・香川の焼きたてパン

開発エピソード

あの大人気商品の開発エピソード

パパベルで⼤⼈気のあの商品は、どうやって⽣まれたのか︖
パパベルのこだわりが詰まった開発エピソードの⼀部を公開します。

episode1 カレーパン

1⽇100個でヒット商品。
パパベルのカレーパンが
最高2,500個売れるまで

元々、パパベルのカレーパンは⼈気商品の⼀つでした。
カレーは毎⽇当社の社員が⼼を込めて⼿作りしています。野菜の⽢みとカレーのスパイスがほどよく溶け合い、⼤きな⾁のかたまりが贅沢な逸品だと⾃信を持っていました。

しかし、私たちは九州にあるパン屋さんが、1⽇にカレーパン300個を売り上げるという噂を聞きつけました。パンは1種類につき1⽇に50個売れれば合格、100個売れればヒット商品といわれています。⼀⽇300個も売れるカレーパンがあることは⼤変な驚きでした。
そこで、私たちはすぐに九州へ⾶びました。確かに、そのカレーパンは美味しい…でも、私たちパパベルも、もっと美味しいカレーパンが作れるのではないかと思ったのです。

⼈気商品を⼤⼈気商品に押し上げたのは、
⼥⼦⾼⽣の⼀⾔。

まずはカレーパンの大切な要素であるルーにこだわることに決めました。

ちょうどいいスパイスの加減、玉ねぎの炒め具合、肉をワインに漬け込む時間、毎日のように試作を繰り返し、これぞ!というルーが完成。

しかし、おいしいだけではパパベルが目指す「感動していただけるカレーパン」には何かが足りない。

来る日も来る日も「お客様に感動していただけるカレーパンとは…」ということを考えていました。そんなある⽇、テラスの掃除をしていた時のことです。⼥⼦⾼⽣の声がふと⽿に⼊ってきました。

「このカレーパン、サクサクでめっちゃおいしい〜︕︕」

彼⼥が⼿にしていたのは、パパベルのカレーパン。ちょうど揚げたてが並ぶ時間でした。
その時、「これだ︕」と閃きました。

常に「揚げたて」にする。
シンプルで難しい挑戦。

カレーパンは油で揚げるため、時間がたつとどうしてもサクッとした⾷感は失われてしまいます。
では、カリカリサクサクのままお客様にお届けすることができれば喜んでいただけるのではないか。
そのお客様の声をヒントに、綿密なスケジュールで少しずつカレーパンを揚げて、いつも出来たてのサクサクカレーパンを店頭に並べたのです。それが、こだわりぬいたカレールーと、サクサク衣の運命的な出会いでした。

⼝コミで人気になった「サクサクのカレーパン」。

幸いにもお客様にご好評をいただくことができ、その評判は⼝コミで徐々に広がりました。続々と売れていくカレーパンに⾃分達でも驚いていたほどです。
これは後で知りましたが、⼝コミで広がりテレビで取り上げられ、⾹川を訪れたある有名アーティストがコンサート中に紹介してくださった、なんてこともあったようです。

最初は、九州のパン屋さんに刺激を受けてスタートしたカレーパンへの挑戦。その中で、お客様のことを考え、どんな⼩さな声も聞き逃さず、美味しいパンをお客様に届けたいと考えていました。その熱い想いが実った結果、最高で1日2,500個販売される超ヒット商品カレーパンが誕⽣したのです。

episode2 あすか

どこよりも美味しい食パンを
徹底的に追求したい

パパベルのパンといえば「しっとりして食べやすい」「柔らかくて美味しい」と、かねてから口あたりのよさをご評価いただいておりました。特に食べやすさがよくわかるのがシンプルな食パン。すでにお客様の食卓で人気となっていた既存の食パンにとどまらず、さらに高みを目指した「究極の生食パン」を作るとしたらどんなものができるのか…。その先にあるお客様の笑顔を目指して、職人たちの試行錯誤の日々が始まりました。

口あたりがよく
味わい深い食パンを!
パパベルらしさの追求

パパベルらしさを考えた時、大切にしたかったのは「しっとり」「柔らか」「食べやすい」の3つのキーワードでした。パパベルの人気の秘密がそこにあると信じて「口あたりのよさ」を徹底的に追求することに決めました。さらに、味わいにもこだわりました。噛みしめるほどに、やさしい甘みと小麦の香りが口の中に漂う、ごちそうのような食パンを私たちは目指したのです。

日本食に欠かせない
「糀」が決め手!
上品なやさしい甘さ

まずは、原材料の厳選です。小麦粉にバターや生クリーム、はちみつなど、最高級の食材をふんだんに使い、毎日食べても飽きない、やさしい甘みを追い求めました。しかし、求めているものとは微妙に違い、何度作っても決め手に欠ける状態が続きました。そんな中たどりついたのが、古くから日本食に欠かせない食材「糀」。糀を使うことで大きな変化が生まれました。糀のちからで生まれる上品な甘さは、他にはないやさしい味わいだったのです。

構想から2年
まさに「とろける喉越し」
柔らかな生地が完成

口あたりのよさを極限まで高めるために、小麦を湯種でこねて低温熟成させる「湯種製法」を採用しました。熟成の時間や気温、湿度さまざまな条件で何度も何度も試作。柔らかさ、つや、弾力、手触りから熟練の職人が水分バランスを見極め、口あたりのよさを追求し続けました。そして、構想から2年、ついに「究極の生食パン あすか」が完成したのです。今までに食べたことのない、耳までも柔らかな「とろけるような喉越し」でした。さらに、糀のはたらきが功を奏し、焼きたてはもちろん、翌日以降もしっとりとした柔らかな食感が続く美味しい生食パンに仕上がったのです。

製法が確立した後も、あすかの焼き上げは熟練の職人しか行いません。パン生地は生き物なので、熟練の技術が必要なのです。私たちはどこよりも美味しい生食パンをお届けするためにこだわり続けています。

episode3 シュトーレン

シュトーレンが⽣み出す家族団らんの時間。

シュトーレンとは、⽣地にドライフルーツやナッツを練り込み、表⾯に砂糖がかかっているドイツの洋菓⼦です。

たっぷりのバターと⼀緒に練りこんで焼いており、ずっしり重くて⽇持ちするため、12⽉初旬くらいからクリスマスまでの期間に少しずつスライスをして⾷べ、クリスマスが来るのを楽しみに待つことが⼀つのイベントとしてドイツで親しまれています。

私たちがシュトーレンを開発したのは、パパベルのシュトーレンで家族の団らんを楽しんで欲しいという想いからです。季節を感じるイベントを⼼豊かに過ごして欲しい、パパベルはパンや洋菓⼦にそんな願いを込めています。

素材にこだわり、剣⼭で熟成。

パパベルはこだわりの材料を惜しみなく使うことで、お客様が⼼から美味しいと思うものをご提供しています。
パパベルのシュトーレンは、厳選した素材(1年間洋酒に漬け込んだドライフルーツなど)をふんだんに使⽤。しっかりと熟成させた⽣地はしっとりとした⾷感です。そして、仕上げの粉砂糖は⽣地とドライフルーツの旨みを引き⽴てており、相性は抜群です。

そして、実はこのシュトーレン、焼き上げた後に徳島県の剣⼭でじっくりと熟成をさせています。剣⼭は霊峰と呼ばれるとても神聖な⼭です。そして、シュトーレンを熟成させるためにとても適した場所でもあります。冷蔵庫よりも少し暖かく、⼀定の温度を保つことができます。この徳島の剣⼭という豊かな地域の恵みがあるからこそ美味しく仕上げることができました。

お召し上がりになる時、この徳島の剣⼭で熟成されたシュトーレン…と考えると、味もさることながら、豊かな⾃然も感じていただけるのではないかと思います。

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