上質な素材を使⽤し、店内での⼿作りを基本にしているパパベルのパンづくり。
おいしいパンをお届けするためにしていることは、これだけではありません。
材料はすべて、厳選された上質なものだけ。地域の新鮮でおいしい食材も積極的に使用しています。さらに、フルーツなどは入荷後に店内で追熟させるなど、それぞれの素材が一番おいしくなるタイミングを見極めているため、最高の状態でお届けできるのです。
手作りのパンには、機械での大量生産とは異なる優しさがあります。パン生地はもちろん、フィリング(具材)も手作りにすることで、いつでも新鮮な状態でお召し上がりいただけます。そうした中で培われたパパベルの技術力は、「ベーカリー・ジャパンカップ」優勝の実績にも表れています。
パパベルのパンは、小さなお子様にも安心してお召し上がりいただけるよう、添加物・防腐剤の使用は最低限です。また、防護ネット、ブロアーの使用などに加え、時間ごとのチェックで異物混入対策を行っています。従業員の身だしなみや手指消毒など、衛生管理も徹底しています。
パパベルでは少量多品種のパン作りが特徴。旬の野菜や国産の⾖など、厳選した材料を使⽤し、季節感も楽しめる新商品の開発も随時⾏っています。パンの種類が多いということは、⽣地の種類も多いということ。毎⽇の気温や湿度によってもパン⽣地のコンディションは変わっていきます。環境の変化によって味が変わってしまわないよう、熟練のスタッフが毎⽇調整を加えることで、いつも変わらぬおいしさを保っています。
常に焼きたてパンをご提供するために、たくさんの種類のパンを1種類ごと何回にも分けて製造しています。これには、製造スタッフと販売スタッフが上⼿く連携することが必要不可⽋であり、それこそがパパベルの強みです。⼀気にたくさん製造することは簡単ですが、「焼きたて」へのこだわりを守るため、綿密な計画のもとスタッフが⼀丸となって製造しています。
パパベルでは、「販売会議」を⾏っています。ここでは、数字を根拠にしたマーケティングを活⽤して販売計画を⽴てています。パン屋さんのイメージにはないかもしれませんが、「お客様の笑顔」を⼤切にするためは、数字を把握し分析する客観的な視点も⼤切。例えば、メロンパンが⾷べたい︕と思ってお店に⾏ったとき、お店にメロンパンがないとがっかりしますよね。逆に、焼きたてのメロンパンがあると、とても嬉しいと思います。
お客様に「欲しいと思っていたこのパンが、ちょうどあって嬉しい」と⾔ってもらえるために、パパベルの販売会議はあるのです。
店舗ごとに年間、⽉間、週間、⽇、それぞれにどのパンが何時に何個売れたかなど、販売データを細かく数値管理しています。そのデータでは、地域のお祭りや遠⾜などの⾏事、天候、クリスマスなどの季節イベントがどのように売上げに連動しているのかを分析しています。そのデータをもとに⽇々の売上予測・⽬標を定め、その⽇ごとに予定していたパンをそのまま製造・販売するのではなく、当⽇の天候やお客様の来店状況をふまえながら、製造するパンの種類や個数を調整しています。
お客様満⾜度をより強化するために、マーケティングを取り⼊れているのです。
⼀⽇の始まりはパンからスタートする、というお客様も中にはたくさんいらっしゃいます。そのためには、朝に⾷べられることが多い⾷パンやクロワッサン、クルミパンなどは売り切れていればお客様の次の⽇の⾷事の予定が狂ってしまいます。
だから、遅い時間にご来店いただいてもご満⾜をいただけるように、⾊々な種類のパンをご⽤意する。そのために、⽇々努⼒を重ねています。